top of page

過去担当プロジェクト

印内1丁目マンション計画 新築工事: プロジェクト

印内1丁目マンション計画 新築工事
(曽我建築設計事務所在籍時)

​場所:千葉県船橋市

期間:2016年12月~2018年6月

用途:共同住宅(オーナールーム+単身者用45戸)

​種別:新築

構造:RCラーメン構造+壁構造

​規模:地上4階建 延床面積1635.67㎡

所属していた曽我建築設計事務所で担当させていただいたプロジェクトです。

お客様は土地のオーナー様と不動産会社様で、​元はオーナー様の個人住宅が建っていましたが、開発許可申請を含め、オーナールーム(お母様のお住まい)と賃貸用のワンルーム45戸を併用して新築した共同住宅です。

5階建までのワンルーム賃貸マンションの場合はRC壁構造を採用して、躯体がスリムになる代わりに階高を抑えることが多いのですが、このプロジェクトではオーナールームを擁することもあり、階高と広い平面スペースを確保するためオーナールームとその直上をラーメン架構とし、賃貸部分を構造上別棟の壁構造として、境界部分にエキスパンションジョイントを採用した計画でした。

不動産会社様からはオーナー様のご意向を最大限に尊重されるよう伺っていたので、オーナールームの方では設計時に玄関やユニットバスのバリアフリー手すり、室内床の段差をなくすようしつらえると共に、実施時には手すり高さや座りの高さをお住まいになるお母様と現場確認したり、バルコニー壁をなくし、猫間障子で和室から前庭への風景をオープンにすることで、極力ストレスなく過ごせるよう配慮しました。

また、建物自体が開発申請道路の奥まった部分に建つため、一般道からの出入口部分にエントランス壁面を設置しています。

定例会議による確認をはじめ、現場管理が行き届いていたこともあり、実施以降の調整が極めて合理的に進みました。設計事務所としてはこういったプロジェクトに大変大きな意義とやりがいを感じます。

設計監理(サラカン)と現場管理(タケカン)が密接に連携すると工事中はもちろん、工事が完了した後も心配事がありません。

オーナー様からは感謝のお言葉をいただき、大変光栄なプロジェクトでした。一人の担当の立場ながら、大変充実した実施プロジェクトに関わらせていただいたことに、感謝しております。

bottom of page